品質と使用シーンや目的、価格に応じた部分ウィッグの選び方のポイント
ウィッグは、使う目的や品質によって種類や金額にも様々なものがあります。
インターネットで、ウィッグについて多くの情報が見つけられるし集められますが、情報はあるものの「実際に何が良くて何が良くないのか」「適正な価格なのか」「自分には何が合っているのか」など一番知りたい事が分かりにくいのではないでしょうか。
このコラムでは少しでもお役に立てるようにウィッグの選び方や価格についてお伝えしていきます。
目次
部分ウィッグの種類と特徴
部分ウィッグは、部分的に取り付けることができるウィッグで、髪のボリュームを増やしたり、スタイルを変えたりするのに役立ちます。女性用の部分ウィッグにはいくつかの種類があり、それぞれ異なる特徴があります。
一般的な部分ウィッグ(ヘアピース、トップピース、ポイントウィッグなど)
薄毛や白髪やボリュームアップに使う一般的な部分ウィッグには色々な呼び方があります。
取扱っている会社によって部分ウィッグの呼び方が違い、ヘアピース、トップピース、ポイントウィッグ、部分ウィッグと呼称は様々ですが、どの呼び方でも気になる髪をカバーするために使う部分ウィッグのことを指します。
部分的な髪のカバーやスタイリングを補助するための小型のウィッグで、薄毛のカバーやボリュームアップのために使用することが多いウィッグです。
バングウィッグ(前髪ウィッグ)
バングウィッグは、主に前髪部分をカバーするために作られた小さなウィッグです。バングウィッグは、自分の髪と同じ色調や質感で選ぶことで、自然な見た目を実現します。このウィッグは、前髪のスタイルを変えたい場合や、前髪が薄くてボリュームを増やしたい場合に特に役立ちます。
バングウィッグは、様々な長さ、スタイル、質感があります。例えば、ストレートなバング、カーブしたバング、センターパートのバング、フルバングなどがあります。
バングウィッグの取り付け方法は簡単で、通常はクリップやピンで自分の髪に固定します。これにより、短時間で容易に前髪のスタイルを変えることができます。バングウィッグを使用することで、髪を切ることなく前髪のデザインを試すことができ、自分の髪に負担をかけずにスタイルを楽しむことができます。
ポニーテールウィッグ(お団子ウィッグ)
ポニーテールウィッグは、自然なポニーテールのスタイルを作るために使用するウィッグです。ポニーテールウィッグは、髪の長さやボリュームを増やしたり、異なるテクスチャやスタイルのポニーテールを試すのに役立ちます。これにより、自分の髪を切ることなく、短時間でポニーテールのスタイルを変えることができます。
ポニーテールウィッグには様々なタイプがありますが、一般的にはクリップオンポニーテールやバンド式ポニーテールがあります。クリップオンポニーテールは、クリップで自分の髪に簡単に固定できるウィッグです。一方、バンド式ポニーテールは、ゴムバンドやベルクロで自分の髪に取り付けることができます。
ヘアエクステンション
ヘアエクステンションは、髪の長さやボリュームを増やすために使用されるウィッグです。自分の髪に追加されるストランドや束であり、髪の変化を楽しむために利用できます。ヘアエクステンションは、異なるテクスチャやスタイルを試したり、カラーハイライトを加えるのにも役立ちます。
ヘアエクステンションは、人毛や合成繊維で作られており、様々な色、長さ、質感が選べます。自分の髪と同じ色調や質感で選ぶことで、自然な見た目を実現できます。
ヘアエクステンションを使用することで、髪の長さやボリュームを変えることができ、自分の髪に負担をかけずにスタイリングを楽しむことができます。ただし、取り付けや維持には専門家の手助けが必要な場合もあるため、選択するタイプによっては注意が必要です。
シュシュウィッグ
シュシュウィッグは、シュシュと呼ばれるゴムバンドで包まれたウィッグで、ポニーテールやヘアバンのスタイルを強調するために使用されます。シュシュウィッグは、短時間で髪型を簡単に変えることができ、ボリュームや長さを追加するのに役立ちます。
シュシュウィッグは、人毛や合成繊維で作られており、様々な色、長さ、質感が選べます。自分の髪と同じ色調や質感で選ぶことで、自然な見た目を実現できます。また、シュシュ自体もさまざまなデザインや素材があり、ファッションのアクセントとして使用することができます。
シュシュウィッグの取り付け方法は簡単で、まず自分の髪をポニーテールやヘアバンに結びます。次に、シュシュウィッグをゴムバンドで自分の髪に巻き付けて固定します。これにより、短時間で容易にヘアスタイルを変えることができ、自分の髪に負担をかけずにスタイルを楽しむことができます。
素材による違い:人毛ウィッグと人工毛ウィッグのメリットとデメリット
人毛ウィッグのメリットとデメリット
人毛ウィッグのメリット
1. 人毛ウィッグは、自然な質感と光沢があり、他のウィッグよりもリアルな見た目が得られます。
2. 人毛ウィッグは、適切なケアをすれば長く使うことができます。
人毛ウィッグのデメリット
1. 人毛ウィッグは、定期的なシャンプー、コンディショニング、ブラッシングが必要です。
2. 人毛ウィッグは水分を吸収しやすく重いため、長時間の着用には不快感を感じることがあります。また、汗をかいた後や洗った後など乾燥が不十分だと菌が繁殖して臭いのもとになることがあります。
既製品の人工毛ウィッグのメリットとデメリット
既製品の人工毛ウィッグのメリット
1. 既製品の人工毛ウィッグは、人毛ウィッグに比べて安価です。
2. 既製品の人工毛ウィッグは、プリセットされたスタイルが長持ちし、手入れが楽です。
3. 既製品の人工毛ウィッグは軽量で、快適な着用感があります。
既製品の人工毛ウィッグのデメリット
1. 既製品の人工毛ウィッグは、人毛ウィッグに比べて質感や光沢が自然でない場合があります。
2. 既製品の人工毛ウィッグは熱に弱く、アイロンやカーラーを使ってスタイリングすることが難しい場合があります。
3. 既製品の人工毛ウィッグは、人毛ウィッグに比べて寿命が短く、劣化が早いことがあります。
4. 毛色は変えられません
高品質人工毛ウィッグのメリットとデメリット
高品質人工毛ウィッグのメリット
1. 高品質人工毛ウィッグは、形状記憶毛なので、シャンプー後にブラッシングするだけでヘアスタイルができあがります。
2. 高品質人工毛ウィッグは、耐熱毛で熱に強いので、お湯で洗ってもカールがのびたりヘアスタイルが崩れたりしません。
3. 高品質人工毛ウィッグは、ツヤの調整ができるので自然です
高品質人工毛ウィッグのデメリット
1. 高品質人工毛はオーダーメイドウィッグやセミオーダーウィッグで使うが、既製品ウィッグには使われない。
2. 毛色は変えられません
既製品ウィッグとオーダーメイドウィッグのそれぞれの特徴について
既製品ウィッグの特徴
既製品ウィッグは手軽に購入できるのが一番の特徴です。
美容室や専門店、テレビショッピングや通販をはじめインターネットでも気軽に購入できるので利用する人は多いと思います。
既製品ウィッグで注意しなければならない「自分に合うウィッグかどうか」を考えて購入するようにしてください。
なぜかと言うと、既製品ウィッグを購入した人のうち、7割近くの人が「使っていない」とのアンケート調査もあります。
既製品ウィッグを購入した人の声で多いのが
・毛量が多過ぎて違和感がある
・長すぎて合わない
・カールが合わない
・ヘアスタイルに馴染まない
買ったけれど「何となくしっくりしない」などの理由から、いつの間にか押し入れに仕舞い込んでしまう事が多いようです。
既製品ウィッグは自分に合わせたウィッグではないので、違和感が出るのはある程度仕方ないとは思いますが、購入する際は以下のような点に注意して選ぶことをおすすめします。
- ウィッグを使いた箇所とウィッグの大きさが合っているか
- ウィッグの毛量が多過ぎないか
- 自分の髪のカール、髪の長さ、ヘアスタイルがウィッグと合っているか
自分に合った自然なウィッグが欲しい場合は、自分に合わせて仕上げてくれるウィッグが良いのですが、既製品のウィッグを購入する場合は、試着ができる場合は試着して、試着ができず写真や動画だけで選ぶ際はできるだけ自分の髪と馴染むかをイメージして決めるようにしましょう。
オーダーメイドウィッグの特徴
オーダーメイドのウィッグは使う人に合わせて作っていくので満足度の高いウィッグが出来上がるのが一番の特徴です。
満足度の高いウィッグが作れるのですが、大手ウィッグメーカーのCMだけを信じて購入しない方が良いと思います。
その理由は、大手ウィッグメーカーは新商品を莫大な広告費を使い大々的に宣伝をしますが、必ずしもひとり一人のお客様に向いているウィッグではないからです。
価格もかなり高額になるので慎重に検討するようにしましょう。
QUICKオーダーウィッグの特徴
QUICKオーダーウィッグは、「既製品では叶わない自然さ」と「オーダーメイドでは叶わない安心価格」を可能にした点が一番の特徴です。
既製品ウィッグを購入したけれど「自分の髪と馴染まない」「違和感がある」「毛量が多すぎる」「似合わない」という人やオーダーメイドウィッグがいいと思うけれど価格が高いと思っている人におすすめです。
価格帯に応じた部分ウィッグの選び方
低価格帯ウィッグのおすすめポイント
既製品ウィッグを取扱っている会社により幅はありますが、1万円程度から10万円程度までが多く、4万円~6万円が既製品ウィッグの平均価格帯になります。
既製品ウィッグに使う毛材としては、人毛と人工毛を混ぜている「ミックス毛」や「人工毛」と「人毛」などありますが、価格(値段)に影響するのは毛材というよりも植毛の方法で価格差がでるとお考え下さい。
価格的に手頃な既製品ウィッグですが、ウィッグ選びで気を付けることは「購入しても使わなくなってしまう可能性があるウィッグ」を選ばないことです。
既製品ウィッグは出来上がっているウィッグを購入する訳ですから、自分に合わて仕上げることができないので、できるだけ自分の髪に似合うウィッグを選ぶようにしましょう。
高価格帯ウィッグのおすすめポイント
オーダーメイドウィッグの価格帯は30万円前後から100万円程度になり、平均価格は約50万円程度になります。
大手ウィッグメーカーでは価格の告知はしていません。
オーダーメイドはウィッグに必要な面積、毛量、長さ、使う素材により価格が違うので、採寸してから見積りを出すことになります。
電話で問い合わせしても価格の目安も簡単には教えないことが多く、資料を取り寄せても価格は載っていません。
電話で問い合わせした際は「オーダーメイドなのでご状態を見ないと費用が出せませんので来店か訪問でお見積りします」ということで説明されることが多いと思います。
自分に合わせて作ってくれるオーダーメイドウィッグは自然で満足度も高いのですが、大手ウィッグメーカーのオーダーメイドは価格が高額になるので慎重に検討するようにしましょう。
自然なオーダーメイドウィッグでも適正な安い価格で作ることができる会社もあるので、情報収集をして選ぶことをおすすめします。
低価格帯で、かつバランス重視なウィッグのおすすめポイント
QUICKオーダーウィッグの価格帯は3万円以下です。
QUICKオーダーウィッグは、「ウィッグタイプ」「毛色」「毛長」「手植え」「機械植え」などをパターン化して作製することでコストを抑えながら、ウィッグで一番大事な「自分に合う自然なウィッグ」にするためにお客様の顔写真からウィッグと髪がマッチする「似合わせ仕上げ」をします。
安心して使用できる自然さを確保した中で、可能な限りウィッグをコンパクトに設計することで安くても使う人に合わせた自然なウィッグができます。
部分ウィッグとフルウィッグではどっちを購入する人が多いの?
ウィッグのタイプとしては大きく分けて「部分ウィッグ」と「フルウィッグ」があります。
結論から言うとウィッグを購入する人の内、7割は部分ウィッグで3割がフルウィッグになります。
「フルウィッグが意外と少ないな」と感じる方も多いと思いますが、髪の悩みの解消だけでなくオシャレとして部分ウィッグを楽しむ方が増えています。フルウィッグも悪くないのですが全体に被るので、どうしても違和感があり夏場などは暑くて被っていることがストレスになってしまうことがあります。
変身願望がある方はガラッと雰囲気を変えられるフルウィッグもおすすめですが、気になる箇所を気にならない程度にカバーしておしゃれをしたい方は部分ウィッグがおすすめです。
抗がん剤治療の副作用や円形脱毛症などの医療目的で使う場合は、フルウィッグを選択することが多くなると思います。
脱毛する範囲や進行が分からないので、基本的には全体をカバーできるフルウィッグを利用します。
部分ウィッグの選び方と注意点
部分ウィッグは気になる箇所だけカバーできるので付けている違和感も少なく便利なおしゃれアイテムです。
自毛と馴染ませて使うウィッグなので選び方に注意点がありますので気をつけてください。
既製品ウィッグを選ぶ時は、可能であれば現物を見て選ぶようにしましょう。
美容室や専門店で既製品ウィッグを購入する際の注意点
必ずサンプルを見るだけでなく試着もしてください。
チェックするポイント
- ウィッグを使いた箇所とウィッグの大きさが合っているか
- ウィッグの毛量が多過ぎないか
- 自分の髪のカール、髪の長さ、ヘアスタイルがウィッグと合っているか
ネットの画像やパンフレットだけで既製品ウィッグを購入する際の注意点
既製品ウィッグは少し多めの毛量で作られていることが多いので、ウィッグの写真を見てご自分の髪の毛量と違和感がなさそうか判断が必要です。
また、髪の長さ、カール、ヘアスタイルもチェックして購入しようと思っているウィッグで良いのか確認しましょう。
客観的にご自分の髪の状態を見る方法として、スマホで自撮りしてチェックすることをおすすめします。
自撮りした写真を見ながらパンフレットやネットのウィッグを見ると、分かりやすいので試してみてください。
ウィッグ専門店やサロンによるサポート
ウィッグは、購入時だけでなく購入後のアフターケアについてもしっかりサポートしてくれるウィッグ専門店やサロンを選びましょう。
カウンセリングの重要性
ウィッグの購入を検討する際に一番重要なのは、カウンセリングになります。ウィッグを勧めるウィッグ専門店やサロンがどんなウィッグがお客様に向いているかを判断するために、自毛の業態やお客様のご希望を確認していきます。
購入するお客様としてもカウンセリングは重要で、担当スタイルが適切なアドバイスをしてくれるのか、ウィッグの品質や価格についても分かりやすく説明してくれるかを見るようにしましょう。
カスタマイズサービスの利用
ウィッグで大事なのは、自分に合ったウィッグなのかどうかです。オーダーメイドウィッグやセミオーダーウィッグであれば使用するお客様に合わせてカスタマイズしてくれるので安心ですが、既製品ウィッグを検討する場合は、自分用にカスタマイズしてくれることはないので、できるだけ多くの現物ウィッグを見て、触って、試着して、購入するようにしましょう。
アフターケアの提供
既製品ウィッグの場合は、アフターケアはありません。基本的には買い切りで不具合や壊れた場合などは新しく買い替えるようになります。
オーダーメイドウィッグやセミオーダーウィッグの場合は、アフターサービスの体制がある場合が多いので、有効に活用して長く良い状態でウィッグを楽しむようにしましょう。
適切なケアとメンテナンスで長持ちさせる方法
ウィッグは自分でできる手入れだけでなく、ウィッグ専門店やサロンで行うメンテナンスをうまく活用していくことで自然さを長持ちさせ長くウィッグを楽しむことができます。
ウィッグの洗浄方法
シャンプーは3、4回使ったら1回シャンプーをする程度を基本に考えてください。毎日使用する場合は週に2回程度シャンプーすることをおすすめします。
シャンプーする時の注意点は毛材により違いがあるので、購入した際に付いている取扱説明書等を確認して行うようにしましょう。
保管のポイント
<しばらく使わない場合のウィッグ保管方法>
保管する前に必ず洗うようにしましょう。洗った後はしっかりと乾かしてからウィッグケースなどに入れて保管するようにしてください。
洗わないで保管したり、湿った状態で保管するとカビが生えたり異臭がするくらいの細菌が繁殖してしまうことがあります。
定期的なメンテナンス
普段自分でするお手入れ以外にウィッグ専門店やサロンで行うメンテナンスを上手く使うことで自然さを長持ちさせ長くウィッグを楽しむことができます。
しかし会社によってはメンテナンスで行くたびに追加購入をすすめられて嫌な思いをすることがあるようです。そんな時はハッキリと断るようにしましょう。
ウィッグ選びで大切なこと
はじめてウィッグを購入する人も何度目かの購入を考えている人も共通して言えることは
「購入して良かった」と思えるウィッグを選ぶことだと思います。
でも、それがなかなか簡単ではありません。
おすすめのウィッグ選びのポイントは
- 自分に合わせて仕上げてくれる自然なウィッグ
- 安心できる価格
これが叶うウィッグがあります。
既製品・オーダーメイドで叶わないことを可能にした、CLIPSのQUICKオーダーウィッグ
価格が安い部分ウィッグについてのよくある質問
Q.部分ウィッグのきれいなつけ方(かぶり方)は?
A.部分ウィッグは気になる箇所につけるので、自然に使うには自毛との馴染ませ方が一番大切なポイントになります。
部分ウィッグを自然につけるためにはちょっとしたコツがあります。
そのコツは、鏡の前でウィッグを頭部に置いて動かしながら前髪が違和感のない自然に見える位置を探します。
前髪が違和感なく自然に見える位置が見つかったら、ウィッグを自然につけるための7割が終わったことになります。あとはブラシで横や後ろをウィッグと自毛が馴染むように軽くブラッシングしてください。
ウィッグを自然につけるコツは「前髪が違和感なく自然に見える位置をみつける」ことです。
ウィッグに慣れていない最初の内は特に、鏡を前にして前髪が自然に馴染む位置を探す練習をしてみてください。
前髪が自然に見える位置にウィッグをつける感覚がわかると、全体のバランスも良くなりウィッグの装着がとても簡単に感じるようになると思います。
Q.ウィッグのくせやうねりの直し方は?
A.ウィッグのくせやうねり直しはウィッグに使われている毛材によって方法が異なります。
くせがつきにくく、一番扱いやすい毛材はオーダーメイドやQUICKオーダーウィッグなどに使われている高品質な耐熱の形状記憶毛になります。
高品質な耐熱の形状記憶毛は、くせやうねりが出にくく、多少出たくせならお湯で洗えば簡単に元に戻ります。
既製品ウィッグに多く使われる人毛と人工毛を混ぜたミックス毛は、性質の違う人毛と人工毛を混ぜているのでくせやうねり直しにヘアアイロンやドライヤーを使うのは避けた方がよいでしょう。水かぬるま湯で洗ったあと自然乾燥をしてください。
人毛だけのウィッグをお手入れする際は注意が必要です。
洗い方を間違うと毛が絡んでしまって自分では直せなくなることがありますので、押し洗いで優しく洗うようにしてください。
人毛のくせやうねり直しはヘアアイロンやドライヤーを使っても大丈夫です。
Q.ウィッグが不自然に見えるのはなぜ?
A.ウィッグが不自然に見える原因で一番多いのは、毛量が多過ぎたり、大きさや毛長やカールが合っていないケースです。
既製品ウィッグに多くあるケースで、使用する人に合わせて仕上げたウィッグではないので何回か使ってみたけれど「何となくしっくりこない」ということで使わなくなってしまう人が多いようです。
自然なウィッグは、毛量、ヘアスタイル、長さ、ツヤ感などがウィッグを使用する人に合っていることがとても大切です。
WEBによる調査によると、既製品ウィッグを購入した人のうち、7割近くの人が「使っていない」との調査結果もあります。既製品ウィッグを購入する際は必ず試着をして違和感がないか確認するようにしましょう。
「合わせて仕上げるウィッグ」でリーズナブルな価格のウィッグもありますので、検討してみてください。