「美容室でカラーをしようとしたら、美容師から白髪は染まりにくいといわれ、白髪染めを案内された」
「分け目や生え際で白髪を見つけてしまい、ついに私も…」
40代となると白髪が気になってくる女性が徐々に増えて、50代となると白髪が悩みのタネになっています。
「これ以上、白髪を増やしたくない」
「可能なら、白髪を黒髪に戻したい」
「白髪を目立たなくさせたい」
「白髪を隠したい」
という方も多いのではないでしょうか。
まずは、白髪を目立たなくする対策についてみていきましょう。
目次
白髪を抜くのは絶対ダメ
40代、50代の女性で白髪を抜く方は、少ないと思いますが、白髪を抜くのは絶対ダメです。
白髪を抜いてしまうと、頭皮(毛穴)を傷つけてしまい薄毛になる可能性が高まりますし、毛母細胞のダメージで抜いた部分の髪が生えてこなくなる可能性も高くなってしまいます。
白髪を抜くのはデメリットしかありません。絶対に抜かないようにしましょう。
白髪をカットする
白髪の本数が少ないのなら、美容室で白髪だけを短くカットしてもらう方法もあります。
カットであれば、頭皮へのダメージはありませんから白髪の本数が少ない場合は、白髪カットはおすすめの方法です。
ただし、白髪が伸びてくると髪がツンツンと立ってしまい白髪が目立ってしまうこともありますので、カットする部位などに注意する必要があります。
美容師と相談して、カットするようにしましょう。
白髪を染める
「髪を染める」といっても、様々な方法があります。
まずは、ヘアカラーである「おしゃれ染め」「白髪染め」からみていきましょう。
おしゃれ染め(ファッションカラー)
ファッションカラー(おしゃれ染め)は、髪から色を抜く「ブリーチ」が強く、髪に色をつける「染毛」の力が弱いため、白髪を染める力が不足します。
ファッションカラーで白髪はあまり染まりませんが、黒髪を明るくすることで、白髪との差を少なくして、白髪を目立たなくすることができます。
白髪の量が多いと髪色をより明るくする必要がありますので、「年齢的に無理」と感じる方も多いです。
おしゃれ染め(ファッションカラー)と白髪染め(グレイカラー)を混ぜる
美容サロンでしかできませんが、ファッションカラーとグレイカラーのカラー剤をミックスして、染める方法です。
髪に色をつける「染毛」の力が強いグレイカラー(白髪染め)を混ぜて、白髪を染めます。
白髪が少ない方におすすめの方法で、髪色を維持しつつ、白髪もカバーすることができます。
ただし、ファッションカラーと白髪染め(グレイカラー)を混ぜる染め方をしない美容サロンもありますので、ご注意ください。
白髪染め(グレイカラー)で染める
以前、白髪染めは暗い色しかありませんでした。最近では明るい色からブラウン、黒といった色まで選択肢が増えてきています。
グレイカラーといっても色味によっては、髪から色を抜く「ブリーチ」が高く「染毛」の力も強いものが出てきました。
おしゃれ染めと白髪染めの境界線は曖昧になっていますので、おしゃれ染めにするか白髪染めにするかという選択ではなく、どの髪色にしたいのか、トーン(明るさ)はどのくらいにしたいのかを、美容師(スタイリスト)に伝えてヘアカラーをするのがおすすめです。
ハイライトを入れる
ポイントで明るいカラーを入れ、髪に立体感を出すハイライトに、白髪をうまく紛れ込ませる方法もあります。
髪が伸びてきたとき、全体を染めるよりも根本の色差が目立たないメリットや、全体を染めるよりもおしゃれに見えるメリットがあります。
入れる太さ、コントラスト(ベースカラーとの差)、本数次第で印象が派手にも落ち着いた雰囲気にもできますので、完成後のイメージを写真で美容師(スタイリスト)に伝えるといいでしょう。
ただし、ハイライトにはデメリットもあります。
- くせ毛にハイライトを入れると、汚く見える
- リタッチが難しい
ハイライトを綺麗に見せるには、キチンとしたブローやアイロンが必要ですので、毎朝ブローするお時間が取れないのでしたら、ハイライトはしない方が良いと思います。ご自身の生活習慣も含めて、考えるようにしましょう。
余談ですが、明るいカラーではなく、暗いカラーをいれるローライトという方法もあります。
白髪ぼかしハイライト
白髪ぼかしハイライトは、白髪をほぼ染めずに、白髪の仲間(明るい髪)を作って、白髪をぼかす方法です。
通常のハイライトよりも、細く根本から、白髪の生え方や量に合わせてハイライトを入れていきます。
髪全体を白髪染め(グレイカラー)すると、髪が伸びてきたときに、白髪と染めた部分の差がはっきりとわかってしまいますが、白髪ぼかしハイライトでしたら、目立たなくなります。
「白髪染め(グレイカラー)では、重たく見えてしまうから、髪色を明るくしたい」という方におすすめです。
ただし、既に白髪染めをされている方は、髪のトーン(明るさ)により1回では綺麗に白髪ぼかしハイライトができない場合がありますので、白髪ぼかしハイライトをされる際は、サロンでカウンセリングを受けるようにしましょう。
インナーカラーで内側だけ染める
白髪があるのが内側だけで、髪をかき分けないと白髪が見えない方でしたら、気になる内側だけを染めるインナーカラーもおすすめです。
インナーカラーはハイライトと同じようにおしゃれに見えますし、全体を染めるより、染める範囲が狭くなりますので、頭皮や髪へのダメージを気にされている方にとっても嬉しいポイントです。
もちろん、全体を染めてから、インナーカラーを入れる方法もあります。
ヘアマニュキュア
一般的なヘアカラーは髪内部に薬剤を染み込ませて色を出しますが、ヘアマニュキュアは髪の表面にカラーをコーディングする方法です。
髪や頭皮へのダメージを少なくできますし、髪にハリやコシが生まれます。
白髪だけではなく「最近ボリュームが減ったかも」とお悩みの方にもおすすめの方法です。
ただし、ヘアマニュキュアはカラーと違って、髪色を脱色しないため、今より髪を明るくすることはできません。
また、根本1〜2mmはヘアマニュキュアでは染められませんので、頭皮が見えてしまうヘアスタイルには向きませんので、ご注意ください。
大切な色選び
カラーを入れるときにブリーチをすると1〜2週間ほどしか、色が持たないとされています。
ヘアマニュキュアの色持ちも2〜4週間です。
色が落ちると髪色は変化しますし、伸びてきたときのことも考えつつ、どのような色を希望するのか、美容師(ヘアスタイリスト)と相談して決めるようにしましょう。
白髪が5割ならグレージュにも
「グレー」と「ベージュ」が混ざったような色をグレージュといいます。外国人風の髪色といってもいいでしょう。
日本人の髪色は赤みが強いため、グレージュにするには、何度もカラーを入れるかブリーチをすることが多いです。
しかし、白髪のように色素が薄ければ、綺麗にグレージュに染めることができます。
また、グレージュは、透明感のある髪色ですので、白髪との色の差が小さく、髪が伸びてきても白髪が目立ちにくい特徴もあります。。
ハイライトやブリーチをし、赤色や黄色を抑えるカラー剤を使って何度も染めていくことでグレージュにすることが多いです。
美容サロンでスタイリストと相談しながら、ご自身にあった方法をお選びください。
50代以降は、真っ黒に染めると違和感が
40代前半なら真っ黒でも違和感がありませんが、40代後半から50代になってくると、多くの方は白髪が生えてきます。
50代で髪を染めないで真っ黒という方は、あまりいらっしゃらないこともあり、真っ黒に染めてしまうと、違和感を与えてしまいます。
髪色はおしゃれポイントでもありますし、メイクよりもヘアスタイルで印象は大きく変わってきます。白髪があっても髪色を楽しみましょう。
トリートメントもお忘れなく
カラー剤は髪の内部に色を入れるため、どうしても髪にダメージを与えてしまいます。
カラーを入れたら、しっかりとトリートメントをするようにしましょう。
トリートメントをしっかりとすると色持ちも良くなります。
また、紫外線によるダメージもありますから、日傘や帽子などを上手に使って髪が痛まないようにしましょう。
白髪を染めない選択もアリ
白髪を染めずに白髪をいかしたヘアスタイルにする方法もあります。
「みっともない」「40代や50代でグレイヘアは早い」といった声もありますが、服装やメイク、ヘアスタイルに気を配ることで「おしゃれ」を演出することができます。
グレイヘアはファッションの一つですが、洋服の身なりや髪のセットなどが無頓着になると逆効果でだらしなく見えてしまうので気を付けましょう
また、手を抜きたいから、美容室に行くのが面倒だからといった理由で染めるのを辞めると、年齢よりも老けて見えてしまいますので、ご注意ください。
白髪が目立たない髪型にすることも大事
40代、50代となると「鏡で白髪を見るたびにため息が出る」「白髪が気になって仕方ない」方も多いのではないでしょうか。
白髪を目立たなくするヘアスタイルにチェンジする作戦もおすすめです。
ポイントは、下記の3つ。
- 白髪がある場所は、重めにする(スキばさみを入れない)
- 分け目は直線にしないでふんわりと
- 生え際は緩く
キッチリとした髪型よりも、ふんわり柔らかいスタイルの方が、白髪は目立ちません。
ミディアムレイヤーやショートレイヤーで
ふんわり柔らかいスタイルにするために、レイヤーを入れてみてはいかがでしょうか。
白髪が気になる部分は「生え際」「頭頂部」「分け目」「こめかみ」「もみあげ」のことが多いです。
表面にレイヤーを入れ、毛先のハネ感を出して、分け目や頭頂部など、気になる白髪をカバーしてあげましょう。
白髪が急に増える?
40代から50代にかけて「白髪が急に増えた」とお感じになる方は多いはずです。
「年をとったから白髪が増えたのかな?」というのも正しいですが、ストレスや栄養不足、病気でも急に白髪が増えることがあります。
貧血で白髪に
赤血球やDNAの合成に必要なビタミンB12の不足が原因の巨赤芽球性貧血で白髪になることもあります。
ビタミンB12が不足するとDNA合成ができず、髪を黒くする色素であるメラニンを作るメラノサイト細胞を作ることができなくなり、白髪になります。
なお、ビタミンB12の欠乏は通常3〜6年程度かかるとされています。
甲状腺機能低下症
首の真ん中あたりよりも少し下にある甲状腺という臓器の機能が低下した病気で、全身の代謝が低下して、白髪など様々な症状が出ます。
甲状腺機能低下症の原因の多くは橋本病で、橋本病は40代から50代の女性に多くみられます。
むくみ、髪が薄くなった、疲れやすい、寒がり、汗をかかなくなった、思考力が低下したという症状があるのでしたら、早めにチェックするようにしましょう。
腎不全など
腎不全や、原田病などでも白髪が増えることがあります。
トイレに行く回数が減ったなど、体調の変化を感じたら、早めに診察を受けるようにしましょう。
そもそも白髪だらけになる原因は?
白髪になる原因は「遺伝」「加齢」「ストレス」「病気」「食生活」の5つです。
遺伝
白髪になりやすいかは個人差があり、遺伝が要因とされています。
家族や親族に若白髪がある方、白髪が多い方がいらっしゃる場合は、白髪になりやすいといえます。
加齢(老化)
加齢によって、髪を黒色にする色素細胞の機能が低下し、白髪になってしまいます。
個人差はありますが、50代で白髪が無い方は少数派です。
ストレス
過度のストレスがあると血行が悪くなることは、ご存じかと思います。
血行が悪くなると、綺麗な黒髪を作る栄養が毛根に届かなくなってしまい、白髪や薄毛になってしまいます。
首こりや肩こりがあるのでしたら、マッサージなどをして、筋肉を緩め血行を良くしてあげましょう。
また、ストレス発散をすることもお忘れなく。
食生活
食生活が乱れる、ダイエットなどで栄養不足になると、髪の材料が無くなってしまいます。
材料が無ければ、髪を黒色にする色素細胞で黒髪にすることができず白髪になってしまいます。
さらに、髪の毛を生やすことができず、薄毛にもなってしまいます。
白髪を改善したいなら
まず、髪を染める、髪型を変えるなど、白髪を目立たなくしましょう。
規則正しい生活と食事に気を付け、ストレス発散も心がけて、健康な色素細胞にすることがポイントです。
白髪改善に効果的な食べ物
黒ゴマや海藻類、チーズは、白髪改善に良い食べ物とされています。
黒ゴマや海藻類、チーズには黒髪をつくるのに必要なビタミンB群が含まれていますので、バランス良く食べたい食材です。
もちろん、食べ過ぎるとバランスが崩れてしまいますので、バランスよく食べることを大切にしてくださいね。
白髪を改善したいのなら、避けたい食べ物
糖質、刺激物、身体を冷やす食べ物は、白髪に良くないとされています。
ご飯やパン、麺類、スイーツなどの糖質を取りすぎると、頭皮から皮脂が過剰に分泌され、皮脂が過剰になってしまいます。
皮脂が過剰になると、マラセチア菌などが異常増殖し、赤みやかゆみとなる脂漏性皮膚炎や脂漏性脱毛症になり抜け毛が増えてしまいます。
糖質の摂り過ぎは絶対ダメです。
また、刺激物は頭皮が刺激され髪のトラブルのリスクが高まりますし、体を冷やすと血行が低下し色素細胞が正常に働かなくなります。
きゅうりやトマト、スイカなど身体を冷やす食べ物を取り過ぎないように気を付けましょう。
まとめ
40代50代女性の白髪の原因と改善方法、白髪を目立たなくする方法について詳しくお伝えしました。
白髪を目立たなくする方法は、他にもあります。
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